個人事業主(こじんじぎょうぬし)は、株式会社等の法人を設立せずに自ら事業を行っている個人、一般には自営業者ともいう。事業主一人のみ、家族のみ、あるいは少数の従業員を抱える小規模の経営が一般的だが、制限はなく、大規模な企業体を経営することも出来ないわけではないが、多くは小規模なものである。雇用されている者(サラリーマンのこと)は個人事業主ではないが、継続的な請負(下請)や納入をする業者、代理店など、雇用でない契約によって他者の事業に従属する者はあくまで独立の経営であり、それが法人でなければ個人事業主である。
葵区
2005年4月1日に誕生した静岡市の行政区の一つで、政令指定都市の行政区としては日本一の面積を誇る。
区域は、概ね2003年4月1日に旧清水市と合併する前の旧静岡市域の内、東海道本線以北から旧長田村域を除いたものである。政令指定都市の行政区としては日本一の面積である。これは葵区の8割以上、静岡市全体の約60%の面積を占める山間部の旧安倍郡を擁するためであり、市街地として利用しやすい低地や平地はきわめて狭小である。また静岡市内の最高地点を有する。
葵区の人口のほとんどは区の南部の狭い平野部に集中し、駿河区とともに静岡市の中心市街地を形成している。静岡県の政治経済の中心地として、堅固な地震対策が施されている静岡県庁や静岡県警察本部の合同庁舎、各都市銀行の支店などが置かれている。南部は戦国期の今川時代から駿河地域の中枢であり、徳川時代には徳川家康が晩年に大御所政治を行った駿府城が築かれ、紺屋町には陣屋が置かれた。徳川政権の事実上の副都として機能した駿府城南西面の一丁四方に整然と区画された町割りは、家康の行った当時のものとほとんど変わっていない。
区の北部は南アルプスの山々が連なり、人口は少ない。谷間には温泉が点在し、観光客を集めている。井川地区には区の支所が置かれているが、大井川鐵道井川線は川根本町方面に走っているため、区の中心との経済的結びつきはやや弱い。
駿河区
2005年4月1日に誕生した静岡市の行政区の一つ。
2003年4月1日に旧清水市と合併する前の旧静岡市域の内、東海道本線以南および旧長田村域が区域となる。静岡市にはこの区の他に葵区と清水区がある。
静岡市の行政区のうち、人口・面積ともに最も規模が小さい区である。西は焼津市、藤枝市、北は葵区、東は清水区、南は駿河湾に接する。その地勢は、西の焼津市境の満観峰や、東の清水区境の有度山など丘陵に挟まれ、中央部には静岡平野があり住宅街を形成し、安倍川が流れている。